リフォームは床暖房を入れるチャンス
冬の寒い時期になってくるとほっこりとした温かさが恋しくなってきます。暖房器具にはエアコン石油ファンヒーターやガスストーブ、今その良さが見直されている薪ストーブなど様々な種類があります。けれどどんなタイプの暖房器具も、使う時に気になるのが乾燥です。部屋を急激に暖めるには効果がありますが、乾燥が気になって加湿器を使っている人も多いです。
そんな時に温水式床暖房なら、室内の温度を急激には上げず部屋を暖める為、空気の乾燥を防ぐことができます。室内の湿度もほとんど変わらず、空気に対流も起こらないので乾燥することもなく肌にも髪にも優しいのが大きな魅力です。ただし温水式床暖房の設備を入れるためには床の工事が必要になります。そのため床暖房を導入するのはリフォームで床の張り替えをするタイミングがおすすめです。
最近ではリフォームでも床暖房を手軽に設置できるように、今ある床の上に直接貼れる床暖房システムがあります。今あるフローリングの床をはがしたりする必要がなく、設置コストが節約できるのが魅力です。けれどもこの方式で床暖房を設置すると、今ある床の高さよりも1センチ以上は高くなるため部分的に設置すると段差が出来てしまうので、その部分を段差をなくすように仕上げる必要があります。できれば室内をリフォームで一新するときに一緒に床暖房を設置するのがおすすめです。
床面をはがして下地からしっかりと工事をしたほうが仕上がりははるかに綺麗になります。